『ざぶとん漬け』は、和紙に包んだ酒粕や味噌で魚を上下から挟み、味をつけた
「丸平かつおぶし」オリジナル製法の料理です。
この「美味しい座布団」は、余計な水分を吸い、粕や味噌の旨味をじっくりと染み込ませています。
魚の生臭さを消し、身が締まり、魚と調味料の美味しさを一層際立たせます。
また、粕や味噌が直接魚につかないので、
調理しやすいのも特徴です。
綺麗な焼き上がりで、食卓を彩ります。
宮城県の酒蔵で作ったこだわりの酒粕は、ほんのりとした甘さと程よい酸味がお魚の旨みをさらに引き立てます。お酒が出来上がる過程で原料であるお米の栄養分はほとんどが粕に残ります。そんな栄養分たっぷりの粕をお魚にじっくり染み込ませます。
赤味噌は国産大豆と宮城県産のお米で作られた仙台味噌。風味豊かで艶があり大豆のコク深い味わいが特徴です。その昔伊達政宗公が作らせていたものを継承した、歴史ある味噌を使用しています。
本場京都の西京味噌は米の割合が多く麹の上品な甘さが印象的。熟成期間が短く淡いクリーム色をしています。まろやかな甘みの中の程よい塩味がお魚本来の味を際立たせてくれます。
ざぶとん漬けの仕上げには岐阜県の白扇酒造の本みりんを使用しています。このみりんのおかげで化学調味料を一切使わず上品な甘さを引き出してくれます。昔ながらの製法を守り造り続けてきたみりんは、そのまま飲めるほどおいしく程よいトロミとまろやかな甘さが特徴です。
ざぶとん漬けは、和紙で包んだ粕や味噌で魚を挟み味付けします。その作業はすべて手作業。じっくりしっかり魚に味が染み込むように自社工場で一つ一つ丁寧に思いを込めて作業をしています。
ざぶとん漬は鮮度を保つために冷凍便でお届けいたします。そのまま冷凍で保存をしてください。調理前に冷蔵庫に移し、自然解凍して焼いてお召し上がりください。味付け用の和紙は取り除いてお焼きください。
クッキングシートをフライパンに敷いてその上にお魚の皮を下向きにして載せます。両面焼きの場合は弱火で約6〜8分ほど。弱火で5〜6分ほど焼き、焼き色がついたら裏返して2分〜3分ほど焼きます。
※焼き時間などは目安となります。調理器具や解凍加減によって異なりますので、焼き具合を見ながら焼き時間をご調整ください。
生産量日本一の宮城県産「銀鮭」やこってりした脂のある銀たらをなど厳選した魚を使用しています。
紅鮭粕漬
銀たら西京漬
銀鮭西京漬
目抜味噌漬
皆で食卓を囲み美味しいご飯を食べると、自然と笑顔が溢れ幸せな気持ちになります。そんな「ご飯がおいしくなる魚」をみなさまに届けるために化学調味料などを使わず厳選した素材本来の味を生かすこと、それが私たち丸平かつおぶしのこだわりです。
創業明治36年。今年で120周年を迎えた丸平の歴史は三陸節の製造から始まりました。今も変わらず「技(わざ)」「旨(あじ)」「気(心)」の詰まった「丸平だけの味」を作りつづけています。